2003年9月19日金曜日

原付しまなみ海道の旅

多度津港(香川)発6時の船に乗り、8時過ぎに福山駅(広島)に到着する。
相手に電話するともうすぐ着くとのこと。しばし待つ。
原付は思ったより綺麗だし、相手も丁寧な方だったのでホッとする。取引は順調に終了。

雨が降りそうな天気予報ハズレ。裏腹に太陽が照りつけて暑い。
先輩が12時過ぎに来る(次の便)まで3時間以上あるので鞆の浦に向かう。
朝鮮通信使を接待したという歴史のある港町。
過去2回ほど来たことはあるが、原付の異常な機動力の良さに鞆の浦を堪能。
さらに近くの明王院(一部国宝)を拝観する。それでも時間が余り、待ち合わせの福山駅に戻りスタバで一服して待つ。

予定通りに先輩と合流し、早速昼食を予定している尾道のラーメン屋を目指す。
その店は「るるぶ」にも掲載されている店で、ラーメンは美味かった。
その後、しまなみ海道を走りに走る。
耕三寺等を観光しながらドンドン走る。今治市(愛媛)に到着し、本日の宿泊地の松山市を目指す。
瀬戸内海側の国道経由で松山市に入る。

チェックイン前に道後温泉で排ガス汚れと汗を流す。
お茶を飲みたい衝動を抑え、ビールを目指すことにした。
ぷはっ~。めちゃめちゃ美味い(⌒~⌒;。
疲れていたので、いつもより酒が回りべろべろ・・・散々飲んで・・・泥のように寝た。

翌日、先輩は彼岸での自治会の行事があるということで早目に出た。
昨日あんだけ飲んで・・・あんた多分二日酔いやで(後日確認するとやっぱり二日酔いでした・・・)。
私は10時前にチェックアウトし、土産を買って、一路家へ。
途中から雨が降ってくる・・・ん?どんどんきつくなってくる。天気予報違うやん!
仕方なくレインコートを着て、どしゃぶりの中を走る走る。視界がぁ・・・。峠を越え、川を越える。
少し無理して信号を通過したら後ろから真っ赤な光が・・・そう、パトです。

反則点数2点・6,000円也。

違反は違反だが、雨の日に前すらまともに見えていない原付捕まえんでもええやろ。と思ったのは私だけでしょうか?
松山市から約3時間。雨の中この行程が一番辛かった。
家に帰ってバタンQ(死語?)だったのは言うまでもありません。

原付で四国八十八ケ所めぐりをする前の小手調べという位置付けで走ってみた今回の旅。
想像以上にシンドかった。ちょっと八十八ケ所は無理かなぁというのが旅行直後の正直な感想。
せめて65キロぐらいのスピードが出れば精神的に楽なんだけどなぁ(速度超過です)。