2011年1月19日水曜日

訃報

仕事中に母親から電話。平日の母親からの電話は悪い用件がほとんど。

高知の山奥で一人暮らししている祖父が毎日集落まで新聞を取りに来るのに数日間来ていないとの連絡があり、急遽親父が高知に行き色々探したところ、倉庫の中で亡くなっている祖父を発見したとの連絡でした。
母親は「不安やからあんたにも来て」ということで仕事の都合をつけ、有休を取り行って来ました。家に行くために山を上がるとどんどん雪が増え、途中で登れなくなって立ち往生。滑って落ちると多分命はありません。バックする勇気をチャージ中に上から男性4人。検視の終わった警察官達でした。ゆっくりバックするようにと助言を受けて、何とか路肩の広がった場所に停車させ、警察官から直接の死因(脳出血)を聞くこともできました。
そこから歩くつもりだったんですが、除雪作業が終了した作業員とたまたま立ち話をしてたら「上まで乗せて行ってあげるき、乗りや」と家まで乗せて行ってもらいました。

家の日めくりカレンダーを見ると1月14日で止まってたので恐らく死後5日。標高が高いので気温が低く&週末に大雪が降ったため、冷蔵庫状態だったので全く腐敗していなかったのが救いでした。ただネズミか何かの小動物に顔と手を少々齧られてましたが…。

その後両親は近所の方と話をしたり、葬儀社と打ち合わせをしたりと時はあっという間に過ぎ、日が傾き始めると雪は融けるどころか、中途半端に融けた雪が凍り始めたので、急ぎ山を下りました。



暇だったんで、道の雪かきをしました。



香川の平野部ではなかなかお目にかかれない「つらら」です。