2009年2月10日火曜日

市内の学校に思うこと

とあるブログに触発されて、文字にしてみます。
現在、市内学校の耐震問題と施設の不統一が書かれていました。

確かに今の市内学校の環境には違いがあり過ぎますが、今引き合いに出されている学校は合併以前の旧町時代にある程度設計されていた建設工事で、仕方ない部分があることは確かです。「どうせ合併するんやから、我が町の学校はええ施設にしとけ!」的な薄汚い根性が垣間見えるのはさて置き、合併後の市がすべき対応を整理すると・・・

①不統一感となるから、合併後に設計を変更する。
②設計を変更せず、設置された施設又は備品は使用しない。

①は設計変更のため余計な出費(二重出費)をするし、②も公金を投じて設置した施設等が使用できないのはおかしい。どちらにしても市民が納得してくれるとは到底思えませんよね。それ以前に耐震不十分な学校への対応をどうするのか?

難しい設問ですが、私としてはまずは大地震を想定します。そこで何が一番優先事項か考えますね。そうなると児童や生徒の生命ですよね。
そこで・・・耐震性のない学校は使用禁止にし近隣の学校に通学させる。統廃合が目前だから耐震工事なんてしない。理由は耐震工事と言えども工事をするとその学校が他の学校を吸収する大義名分となってしまうから。耐震工事は安いと思っているけど大きな間違いで、2つの耐震工事で1校新築できるぐらい費用がかかる。やから耐震工事に注入する公金は統合される学校の新築工事に回す。通学の手段は旧町の町政バス運転手を活用(既に雇用しているから人件費増は無し)し、それを理由に一気に学校統廃合を加速させる。
もちろん前述の合併前から決まってた学校新築工事は凍結する。


当事者からすれば色々と制約があり易々と決断はできへんと思いますが、こういう決断こそ合併後混迷している今こそ必要とされている決断やと思いますが。