今日の四国新聞に琴平町の「宮武うどん」が6月4日に閉店したとの記事。
ええっ・・・・・・(汗)嘘?敬愛する麺通団団長の田尾氏のコメントも四国新聞に掲載されていました。
10数年前に友人N氏から最初に連れて行かれたのがその「宮武」でありました。その後当たり前のように存在していた讃岐うどんの深さに引き込まれていったのは言うまでもありません。独身時代のめちゃめちゃ食欲のある時期には代金1,000円超えをした最初で最後の店でもありました。映画『UDON』の松井製麺所のモデルになった店。案外近いロケーションやから宮武のうどんが食べたい!って思ったら気軽に行ってましたが、こんな日が来ようとは・・・。想い出を語ればきりがありません。
「あつあつ、ひやあつ、ひやひや」のうどんの食べ方を一般常識にまで押し上げた功績者。「宮武ファミリー」という数々の名店を生み出した功績者。
近くには山内もあるけど、私的に言えば宮武の足元にも及ばへん。「宮武」は「宮武」であり、替わるものなど無い。いつでも食べられると思ったのは自分勝手な勘違いで、うどん一杯にも常に一期一会の気持ちを忘れたらいかんって思わされました。週4回食べとる「渡邊」のうどんも一期一会の気持ちで食べるようにしたいと思います。
宮武のうどんが食べたくなった時に俺はどうしたらええんやろ?そう思うとすごく悲しくなりました。でも今後語り継がれるであろう讃岐うどんの名店のうどんを結構食べれた事、そして自分の子ども達にもええ加減食べさせてやることができたこと(多分覚えてないやろうけど)を感謝してます。
大将、ほんまご苦労さんでした。
追伸:宮武のうどんを最後に食したのは2008年7月8日でした。